FORESTRY
WORKS

DEVELOPMENT保育事業

森林を健やかに
保つために

手入れされず放置された森林は、自然災害を引き起こす原因となることがあり、良い木材も育ちません。
そのため、森林を健やかに育て、整備する必要があります。

LANDSCAPING

地拵

植林するために、雑林等を伐採して棚積する作業です。

PLANTING

植栽

地拵が終わったら苗木を植えます。雑草を取り除くなどして整備して、適切な間隔で植栽します。

SNOW RAISING

雪起こし

冬の雪の重さによって曲がってしまった木をまっすぐに起こします。

HARVEST

下刈

木の成長の妨げになる雑草木類が生えないようにするため、植栽木の周りを刈り払います。

CLEAR CUTTING

除伐

植栽してから10年程度経過した森林の、植栽木以外の周囲の木を刈り取ります。

PRUNING

枝打

育った枝を放置しておくと、栄養分が行き渡らなくなり、枯れ枝が発生し病害虫が発生するおそれがあります。それを防ぐため、不必要な枝を切り払います。

THINNING

間伐

混み合った森林では、樹木同士が互いの成長の邪魔をし合い、健康な枝や根を張ることが難しくなります。そのため、樹木を選抜して間引く、「間伐」を行います。
間伐を行うと、森林は明るくなり、雨水が良く地面に浸透するようになります。

間伐を行わない森林では、雨水の浸透が悪いため、地滑りがおきやすく、土砂災害の可能性が高まります。また、間伐によって育った健康な樹木は、より多くの二酸化炭素を吸収するため、地球温暖化防止にも一役買うことが期待されています。

間伐は方法によっていくつかのタイプに分けられます。

— 定性間伐

あまり状態の良くない樹木を選んで間引く方法です。
具体的には、曲がっていたり、成長が遅い木から伐採し、良い木だけを残していきます。
一番一般的な間伐の方法です。選定の基準については様々あります。

— 機械的間伐

樹木の優劣に関わらず、並んだ樹木を1本おきにとるといった具合に、機械的に行うやり方です。
残す量をあらかじめ決めてから密度を減らす「定量間伐」や、斜面に沿って列状に伐採する「列状間伐」などの種類があります。

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